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2013年6月26日 (水)

水無月の京

Sekimon56 たくさんの“美”に会ってきた 京都での2日間

ここは アサヒビール大山崎美術館 への入り口の石門“瑯干洞”
苔むす石組みの美しさ・・・有形文化財

天下分け目の天王山 明智光秀の敗れた山崎の地 天王山のみどりの中に
古建築の建物と安藤忠雄氏の新しき器の中にモネのスイレンの絵が3点

ここにはモネの絵は8点あるそう  このたびはスイレンの季節にあわせて3点の展示

晩年の頃の作品だった

ここに来てみたかったのは歴史豊かな土地に建つ貴重な建築とまわりの自然の景観

山荘が美術館に・・・それに安藤建築 どんなんだろう?

比叡山のガーデンとここと日帰りの計画ゆえ始発の新幹線・・・8時過ぎには山崎駅に着いたのだが9時開館ではなく10時 時間があるので近くの歴史散歩

あの天王山の下の宝積寺(通称 宝寺)に・・・上り坂の途中散歩のおじさまに場所を聞くと

“きのう そこに両陛下が来られて狭い道なので美智子様が目の前で・・・”えっ美術館へ?・・・いやいや 民家の建物に・・・その道のそばだよと・・・!

宝寺から美術館に行く途中お宅の外を掃いてられた奥様にお話を・・・“皇后様がNHKの美の壷・・・見られて行きたいと・・・4・5軒あったのに今は1軒だけ・・・建築家の藤井さんがお住まいなんですが昭和の初めの近代的なエコ住宅・夏涼しく”

というご近所の話を聞けた 美術館の後に回ることにした

帰って検索すると・・・あった美の壷12年1月1日新春邸宅スペシャルに!藤井厚二の自宅「聴竹居(ちょうちきょ)」http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/sp130101.html

桂離宮から始まる・・・見てたんだけどなあ~私も!

このあたりは天王山への坂道の途中

Dsc_0053 登山道でもある・・・ご挨拶した

なんだかんだで10時にこの石門の前まで来た

そこには駅からの無料バスが止まり 警備の方と1人の人物が・・・その方に“この石門は古くからのものですか?”とバカなことを聞く私に そう・・・写真見る?と車の中からご挨拶される美智子様の笑顔のお写真 天皇さんのも!スタスタと行き過ぎるひこさんも呼んでたくさん見せていただく

この人は帰りにおうちの前でまた会った なんとこの山荘を建築した関西の実業家

加賀正太郎の子孫 この門をくぐったらお家がある・・・

Dsc_0063 許可を得て・・・帰りにここにいらして今赤いモミジはノムラモミジだと  またいいことがあったのだ チョット待ってと家の中まで入られて!!それは秘密

そしてはじまる 遊学した彼が大正から昭和にかけて創った英国風山荘と城のあった天王山をとりこんで英・ウインザー城から見たテムズ川の景色 ここでは木津・宇治・桂の3川が合流するのが見えるこの地に・・・ 

傾斜を利用した変わる景色に・大木の緑にわくわくしながら♪

Dsc_0069

圧倒的なモミジの数 そして春は見事であったろう枝垂桜や桜たちのみどり

うっそうと茂る木々 薔薇はここだけであったが・・・!

Watasi79 曲線の道を本館にたどりつくまでに・・・横道もまた愉し アジサイやハンゲショウそしてスイレンも咲いてる池の上のここ 横に水の流れを入れた安藤建築が木々と調和してた

Dsc_0083 わき道をめぐる愉しさ・・・外の庭めぐりだけで時間イル・・・比叡山は明日にしょうと相談する

Dsc_0086 ほら こんな景色 赤いモミジはデショウジョウ? ノムラモミジとおなじこと?

おおきなウメの実もなってる木もそこここにあり 四季を愉しめるのだ

Dsc_0087 着きました本館

Dsc_0091 建物の前にもスイレンが白く咲いて・・・ガラス天井の回廊は彼が洋蘭を育ててと・・・あり

Dsc_0092 初めに建てた白雲楼・・・この塔の上から敷地を見て山荘を建て監督とある

今は入れない!

山荘の中は撮影禁止・・・奈良ホテルみたいな木の扱い方 重厚感あふれる渋い黒光りのする部屋にシックなシャンデリアぽいあかり

おもぶき深い手すりに踊り場のステンドグラスから重厚な空間にさす光!

そのなかで今 企画展・バーナード・リーチ うつわに跳ねる動物たち が開催展示

他にもその空間にあったコレクションが置いてあり愉しく拝見

アサヒビール初代社長 山本為三郎 加賀氏と親交のあった彼の収集品が多いらしい

でも 圧巻はやはり西洋絵画 ルノアールやドガ マネ などたくさんの収蔵があるはずなのに 今期はモネのスイレンの大作3点のみの展示 安藤建築の円形の「地中の宝石箱」オランジュリー美術館みたいに円形の背景に飾ってある時もあるらしいが今期は

平面だった でも立ってる警備員の男性が自然光の当たり方や見る角度を変えていろいろ説明してくださり 見かたを経験できてよかった 立体的に見る必要 中央に長いこと座ってみていたものだから・・・特別に声をかけて下さったらしい

他のも見たかったら何度も来いと云うことらしい ホント秋のモミジも見たい!!

Dsc_0099 2fのテラスでは撮影OK そこから見る朝めぐった宝寺の三重の塔が見える景色

ここは加賀夫妻の寝室の部屋をカフェにその外のテラスからの眺め

Dsc_0103テラスからの この眺め テムズ川ならぬ 淀川に合流する前の木津、宇治、桂、三つの川の流れをはるかに見る・・・ここは大阪府と京都府の境の場所 歴史的要所でもあったらしい

ここのスタッフのブログを見て・・・ホテルとの新作ケーキ秘話・・・

西洋と東洋の調和・・・“ハーモニー”のコンセプトで創られたケーキを戴くのも愉しみの1つで来たのだ

Hikosan101 ここと中でもいただける・・・おいしかった でも写真は食べる方が先で撮りそこねた

朝が早かったので11時前にいただいてゆっくり中を拝見

Dsc_0107 外からテラスのあるところの景色

Dsc_0120 2時過ぎにこれまたブログで紹介の 人気の店 生パスタのマダムランチのおいしかったこと 食事がよければ 充実感は上がります♪

東海道本線の広~い踏み切り・・・あかづの踏み切りみたいにすぐ降りる・・・いそいでまた渡り天皇さんの来られたあたりを散策する

Photo_2 この家か・・・

この辺りは高低差を上手く使った建築が多い

Dsc_0129 瀟洒な建物

Dsc_0124 階段で降りると下の通りに出る

Dsc_0136 この裏側のとおりは天皇さんの来られた古い細い道

こちら側は新しき道 ノウゼンカズラが咲いていた うちのはまだだ・・・・帰ってみたら1・2輪咲き始めていた

京の常宿 堀川にある・・・今はビジネスホテル形式になってて4300円でバイキング朝食つき

すぐ前にはコンビニもある・・・これでいい マダムコースは私のおなかには夕食は要らなかった!!

 

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コメント

 大山崎山荘について、こんなに美しい文章で書かれているのを読ませていただき感激しました。
 私は加賀正太郎氏が亡くなられた翌年でしたが、当時の加賀證券に入社したものです。

 文中石門のところでお会いになった方を、加賀正太郎氏のご子孫とありますが、これは加賀正太郎氏の弟さんのご子息で、甥に当たる方です。石門から山荘美術館(旧加賀邸)までの間の左手にある赤い屋根のお家に住んでいましたが、今はお住まいではありません。

 加賀正太郎氏の子孫は、養子加賀行三氏(元加賀證券社長)、孫加賀誠太郎氏(元スイス日興証券社長)がすでに亡くなられており、曾孫の方がイギリスとスイスに居られます。

北川さま コメントありがとうございます

ご子孫に関して・・・そうでしたか よくわかりました 想像の域で知らないままで記して失礼しました

NHK マッサンで ここ出ましたよね・・・大山崎 桜の季節また伺いたいものです

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